社員の大多数を占める部長代理までの職級では、基本的に基本給プラス残業代であり、賞与の割合は大きいものの、長い間リテール部門の業績が悪かったのもあり、全体のボーナスは抑えられた状態が長く続いた模様である。同じ部署では賞与での給料の差はそれほどつかず、効率よく仕事をして残業を減らすと結果的に給与水準が下がる仕組みになっており、ある程度の残業は生活のためには仕方ないと考えられる。一方で出世を諦めた年齢層の高い副参事や参事の場合、残業代35時間込みの給与になっているため、今のようにボーナスでそれほど給与に差がつかない状況では、若手が損をしていると感じることが多く、そう言った不満を持った若手が次々とやめていく。